鳥取県をテーマにしたメタバース空間を構築(JTB/J&J事業創造)

2024年10月29日9:43

JTBとジェーシービーの合弁会社であるJ&J事業創造は、共同事業パートナーであるAIxWeb3.0メタバースのXANAとともに、鳥取県をテーマにしたメタバース空間「鳥取メタバース」を、「XANA」プラットフォーム上で構築した。同空間はXANAが開催中のメタバースイベント「XANA SUMMIT 2024」にて公開されている。

メタバース空間「鳥取メタバース」(JTB/J&J事業創造)

鳥取県が監修した「鳥取メタバース」では、鳥取県の公式キャラクター「トリピー」も登場し、鳥取を代表する景勝地「鳥取砂丘」「大山」に加え、今年の干支にちなみ荘厳な龍が施された「神崎神社」を舞台としたの3つのワールドを楽しめる。

J&J事業創造と鳥取県はこれまでもXANAと協業し、鳥取県をテーマにしたNFTトレーディングカードゲーム「ご当地アトムNFTプロジェクト」を皮切りに、自治体初となる「メタバース課」の設立、AIアバターチャット「YAKAMIHIME」を自治体初となるAIアバター職員として採用するなど、WEB3.0技術を活用した地方創生やマーケティング事例を共創してきた経緯がある。

今回の「鳥取メタバース」では、仮想空間の構築に加え、メタバースのエンターテイメント性を活かした演出を取り入れ、楽しみながら鳥取県の魅力に触れてもらう体験を提供することで、バーチャルから訪問意向の醸成、関係人口創出へのきっかけとする狙いがあるそうだ。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

※流通・コマース関係の情報を中心に記事をご紹介しております。

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