2025年3月12日20:18
アイリックコーポレーションが他社と共同開発した「生命保険給付金支払いプラットフォーム」の機能の1つであるAI-OCRサービス「スマートOCR診療明細書」が、アイアル少額短期保険(以下、アイアル少短)のPayPayほけん「コロナ治療薬お見舞い金」にて2025年1月28日に業務利用開始となった。
PayPayほけん「熱中症お見舞い金」「インフルエンザお見舞い金」や住友生命にて発売中「めまもりほけん」での実績が評価され、このほど「コロナ治療薬お見舞金」にも拡大利用となったそうだ。
キャッシュレス決済サービス「PayPay」アプリ内の「PayPayほけん」専用商品として発売した「コロナ治療薬お見舞い金」を対象に、クラウドCRMと連携した給付金の支払査定フローにおいて、スマートOCR診療明細書が活用される。
アイアル少短では、同取り組みにて、保険金の支払査定フローの効率化を目指した。スマートOCR診療明細書は、同取り組みのインプットデータとして重要になる、被保険者様がスマホよりアップロードする診療明細書・調剤明細書・領収証・本人確認書類をテキストデータ化し、作業をデジタル化することを実現した。
これにより、利用者の請求後、最短で請求日当日に、保険金を支払いすることが可能となる。
また、従来は保険査定担当者が診療明細書・調剤明細書・領収証・本人確認書類等を目で見て確認する作業を、スマートOCRにより即座にデジタル化し後続の業務システムにAPI連携することで、圧倒的な標準化・効率化が実現可能となるそうだ。
この記事の著者
Finance News Navi編集部
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