2025年3月13日14:28
病院経営を改善するためのプロダクトの研究開発および販売を行うメダップは、りそな銀行よりベンチャーデット等による1.3億円の資金調達を実施した。同調達により、累計資金調達額は13.9億円となった。
これにより、新サービスの開発と普及を通じ、病院の経営改善と持続可能で質の高い地域医療の実現を目指すという。
メダップは、地域連携CRMツール「foro CRM」や紹介Web予約ツール「refery」を主に大規模な基幹病院へ提供し、持続可能で質の高い地域医療の実現に向けた事業を展開しているという。
現在、日本の医療業界は少子高齢化に伴う医療費の増大や医療従事者の不足といった深刻な課題に直面しており、デジタル技術の活用や医療機関同士の連携強化が急務となっている。また、新たな地域医療構想のもと、医療資源の適正配置や病院機能の分担が進められ、医療機関には急速な環境変化への対応が求められているそうだ。
このような状況を踏まえ、メダップは病院の経営改善と医療の効率化を支援するため、新サービスの開発および普及を加速させるべく、今回の資金調達を実施した。さらに、りそな銀行様のネットワークを活用した拡販や、金融面での事業連携を検討し、より多くの医療機関の経営課題解決を支援するそうだ。
この記事の著者
Finance News Navi編集部
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