2013年10月10日16:00
デジタルガレージ子会社のCGMマーケティング(CGMM)は、CGMMが日本国内における独占販売代理権を締結しているKiip, Inc.のスマートフォン向け広告プラットフォーム「Kiip」が提供する、アプリ内アイテム/仮想通貨提供プログラム「ブランドモーメント」を日本で初めて導入する。その第一弾として、三井住友カードとタイアップし、ブランドモーメントを活用した三井住友カードの入会プロモーションを2013年10月10日に開始した。
ブランドモーメントは、「Kiip」を採用したアプリケーションを操作しているユーザーに対して、特定の基準に到達したタイミングに「アチーブメント広告」として、広告主がそのアプリ内で利用できるアイテムや仮想通貨をプレゼントする広告商品となる。ブランドモーメントを採用したアプリケーションの事業者は、広告主によるユーザーへのアイテムや仮想通貨の提供を通じて、アプリケーションの継続利用が期待できるという。これまで日本国内で導入が進んできたKiipの広告商品は「リアルギフト」と呼ばれ、アプリケーションのユーザーに対しアチーブメント広告として、店頭やWebサイトで利用できるクーポンやノベルティなどを提供する広告商品となっている。Kiipの採用が先行して始まっている米国では、「ブランドモーメント」は、導入数で「リアルギフト」に並ぶほど注目を集めているという。
三井住友カードでは、「ブランドモーメント」を活用することで、Kiipを採用しているアプリケーションのユーザーへのプロモーション効果向上が図れ、スマートフォンを活用したオンラインからのクレジットカード会員の入会申し込みを促進することが可能になると期待している。