2025年1月14日15:46
TIプランニングは、2025年3月31日(月)に、恒例の年鑑シリーズ「ペイメント&カードビジネス年鑑2025-2026」を発行する予定です。
国内におけるキャッシュレス決済は加速している。政府が掲げたキャッシュレス化比率40%を超え、さらなる高みを目指しています。クレジットカード会社のイシュイング(カード発行)では数より質の強化を掲げた取り組みが継続しており、優良会員獲得に力を入れています。一方で、収益確保に向けた特典の改定なども随時行われており、採算のバランスが図られています。
インターフェースでは、国際ブランドのタッチ決済の利用も広がりを見せています。アクアイアリング(加盟店開拓)では、中小規模向けの展開も行わていますが、手数料改定などもあり収益面の確保が課題となっています。
電子マネーはここ数年、コード決済などの普及もあり、大きな成長は見られませんが、例えば、JR東日本はSuicaのクラウド化により付加価値の向上を目指しています。コード決済は、PayPay、楽天、NTTドコモ、KDDIといったプレイヤーが経済圏拡大に力を入れており、他のサービスと合わせた展開でシェア拡大を目指している。また、航空、流通事業者なども独自Payを発行し、グループ内サービスを強化する動きがみられます。
市場が拡大するEC市場でもキャッシュレス決済の普及がさらに加速していくでしょう。OMO(Online Merges with Offline)など、ECサイトとリアルの連携も注目を浴びてきました。また、近年では、ゲームのアイテムをApp StoreやGoogle Playストア以外で販売・決済することを可能にするアプリ外課金を展開する企業が出てきています。2021年頃から注目を浴びている後払い(Buy Now Pay Later:BNPL)では、国内では通販時の支払いとして古くから展開されてきましたが、ECに加えリアル、比較的高額な分割払いなどでも活用されるケースも出てくるでしょう。
支払いのインターフェースとしてもタッチ決済やモバイル決済の推進に加え、生体認証やUWB/BLEなどのタッチレス決済の浸透に向けた動きも進められています。
「paymentnavi」では、日々の決済やカードサービスの動向を取り上げてきた。本レポートでは、会員限定のプレミアム情報「Paymentnavi Pro2024」で限定的に紹介した情報が含まれている。
クレジットカード市場、銀行のデビットの取り組み、電子マネーやプリペイド、コード決済市場、ポイントや経済圏動向などを紹介しています。また、組込型金融(Embedded Finance)やBaaS(Banking as a Service)、デジタル給与払いなど、今後のペイメントビジネスで注目される動向も取り上げます。
キャッシュレスやカード・モバイルサービスが加速する中、本レポートの発行が、国内におけるビジネスをさらに活性化させ、ビジネスにかかわるすべての皆様のお役に立てれば幸いです。
【内容構成案】
・ペイメント&カードビジネス動向
・クレジット市場、カード会社やクレジット決済の新動向
・デビットカードや銀行の決済動向
・プリペイド、地域通貨、eギフト市場
・QR/バーコード決済関連市場
・法人ビジネス市場
・EC市場、OMOの動向
・ICカード、NFC、UWBなどの最新テクノロジー
・決済端末など周辺ビジネス動向
・ポイントサービスなど会員経済圏
・交通決済
・海外決済市場
※詳細な目次は発売時にアップデート予定です。
●発売予定:2024年3月31日(月)
●4色オールカラー
●価格:本体価格100,000円+税(税込価格110,000円)→送料は無料となります。
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