2014年6月2日8:00

ネット取引の安全性確保と売上・市場の拡大をどのように両立するか
独自の不正対策ソリューションで認証強化

スマートリンクネットワーク

スマートリンクネットワークでは、これまで事業者様に対して、安心・安全なカード決済機能をご提供してまいりました。足元では、国内景気の回復、さらにはアジアの消費市場の拡大を見据え、弊社にはネット取引の安全性を確保しながら、売上や市場の大幅拡大を目指したいとの事業者様からの各種ご相談が来ております。それらのニーズの対応策を簡潔にご紹介したいと思います。

ニーズに合わせた機能と豊富な導入実績を有する「e-SCOTT」
カード会社15社とダイレクト接続

スマートリンクネットワークは、eコマースやカタログ通販、テレビ通販など、お客様と対面することなくサービスを提供する事業者様にクレジットカード決済サービス「e-SCOTT(イースコット)」を中心としたサービスを中心に提供する企業です。ソニー銀行、ジェーシービー、三井住友カード等、大手カード会社を中心とした出資という信頼を中心に、安心、安全な決済環境を提供しています。

「認証アシストサービス」
「認証アシストサービス」

クレジットカード決済サービス「e-SCOTT」は、高速レスポンスで、主要カード会社15社とダイレクトにネットワーク接続しています。そのため、高速なレスポンスを実現しており、お客様の利用するクレジットカードが有効で利用可能かどうかを確認するオーソリの早さは約1秒となっています。圧倒的な速さでユーザーにストレスを感じさせず、Webページでの離脱率の低下に貢献しています。

「e-SCOTT」は、ニーズに合わせた機能と豊富な導入実績を有しています。eコマース、物販系に加え、コンテンツやチケット販売、保険やプロバイダなどのサービスにも対応しています。また、事業者様の規模やニーズに応じたオプションサービスも提供しています。

最近では、米ドルやEuro(ユーロ)など、直接外貨での決済をサポートしています。また、コンビニ決済、銀行ATM、オンラインバンキング「Pay-easy」、キャリア決済をワンパッケージで利用可能です。

インターネット決済は年率10%の割合で市場が伸びています。その一方で、ネット通販のトラブル相談は急増しています。独立行政法人国民生活センターに対する「全国消費生活情報ネットワーク・システムにおける相談件数の推移」をみても2013年度は4,165件と、トラブルが増えています。

事業者様の中には、「資金繰りを考えないと?」「不正利用は増えている、PCI DSSとかの対応も必要?」「円安だし、アジアの観光客が増えているし、直接海外に販売したい」「システムも更新しなければならない」といったような悩みもあると思います。ネットでの売上を上げるためには、サイトのCVRを上げたり、海外の注文を効率よく受け付ける必要があります。また、資金回収を早くし、不正対策のオペレーションコストの軽減、チャージバックを減らさなくてはいけません。

お客様を囲い込んでコンバージョンを上げる。せっかく買いたいと言ってきているのに、海外からの注文による数パーセントの不正を怖がって100の売上を失う。チャージバック(カード会社が、事業者様に対し不備があったと思われる売上を取り消しにすること)の問題があり、不正を減らすのに、人の知恵も体力も使っています。また、不正利用対策については、高額で換金性の高い商品を販売している場合、カード会社に対し、送付先の住所確認を行うなど、業務負荷もかかります。

「認証アシストサービス」でFAX等の属性照会が不要に

弊社では、業界で唯一の独自の認証ソリューション「認証アシストサービス」を提供しています。「認証アシストサービス」は、オーソリと同時に本人しか知らない情報をカード会社に確認するサービスとなります。ユーザー個人の属性データを直接カード会員の会員データベースとマッチングします。通常、クレジットカードの決済時は、カード番号と有効期限のみで認証を行いますが、「認証アシストサービス」を導入している加盟店では、お誕生日などの属性情報を加えて認証を行います。また、国際ブランド推奨の3-Dセキュアと組み合わせての導入も可能です。これにより、FAXでカード会社にお客様の情報を確認するといったことが減り、人員も削減できています。

実際、国内のインターネット決済時の不正利用の発生率は約0.2%~0.3%ですが、「認証アシストサービス」を導入している企業の悪用被害はおよそ0.02%と大きく低下します(弊社調査による)。

現状、カード会社15社に対応しており、約9割のカードが確認できます。夏までには97~98%のクレジットカードへの対応を予定しています。さらに、夏以降は年齢の認証が可能となり、より認証の精度も高まる予定です。

※本記事は2014年3月25日に開催された「ペイメントカード・セキュリティフォーラム2014」の株式会社スマートリンクネットワーク 取締役 執行役員常務 営業部門長 南啓二氏の講演をベースに加筆を加え、紹介しています。

■お問い合わせ先
smartlink株式会社スマートリンクネットワーク
〒108-0074
東京都港区高輪1-3-13
NBF高輪ビル6階
http://www.smartlink-network.jp/
TEL:03-6408-8201

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