2014年1月21日17:06
スポットライトは、独自に開発した「超音波通信システム及びビーコン」に関する特許を取得したと発表した。同社では、2011年12月28日に特許出願し、2013年12月13日に取得した。
同技術は、個々の携帯端末のマイクがもつ周波数特性の相違を考慮し、雑音や携帯端末の移動によるドップラー効果の影響も無く、簡略構成で優れた通信性能を発揮する超音波通信システムとなる。
「スマポ」は、利用者が店舗に行くだけでスマートフォンにポイントが貯まるアプリとなる。来店客がアプリを起動した状態で超音波ビーコンに近づくと、スマートフォンの音声マイクが超音波を検知し、利用者のスマートフォンにポイントが付与される。
今回取得した特許は、この「スマポ」のベースとなる技術であり、サービス開始時より自社にて独自開発した超音波ビーコンを使用して顧客の来店を正確に検知するという。
今後はこの超音波通信システムを活用し、楽天会員を実店舗へ送客する新たなアプリケーションの開発や、加盟店へのプラットフォーム提供などのサービスの展開を検討していく。