2023年11月16日7:45
千葉銀行は、振り込め詐欺等の金融犯罪による被害口座やマネー・ローンダリングおよびテロ資金供与等が疑われる不正利用口座(加害口座)の検知を高度化するため、AI技術を活用した検知モデルを 2024 年より導入すると発表した。
千葉銀行ではこれまで、高齢者がキャッシュカードを騙し取られ不正に預金が引き出される等の被害が疑われる口座を早期に検知するため、モニタリングシステムにAI技術を活用する実証実験を行ってきた。ルールベースにより抽出された口座取引を人の目で検知する従前の手法と比べて、AI技術は高い精度で被害口座や不正利用口座を検知することが可能であることから、ラックのAIモデル「AIゼロフラウド」の導入を決定した。
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Finance News Navi編集部
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