「SETTLENET CUSTODY」機能を拡充してステーキングサービス提供(Crypto Garage)

2024年3月4日22:52

デジタルガレージ(DG)は、同社子会社で、フィンテック分野におけるブロックチェーン金融サービス事業を展開する Crypto Garageが、同社提供の法人向けデジタルアセット保管サービス「SETTLENET CUSTODY」を機能拡充し、イーサリアム(ETH)を活用したステーキングサービス(Staking Service)を提供すると発表した。同サービスを利用することで、安全に保管されたETHを保有しながら報酬を受け取ることが可能だという。

法人向けデジタルアセット保管サービス「SETTLENET CUSTODY」を機能拡充し、ステーキングサービスを提供(Crypto Garage)

ステーキングとは、ユーザーが暗号資産を保有しブロックチェーン・ネットワークに預け入れることで、稼働維持に貢献した対価として報酬が得られる仕組みのことを指す。なお、ETHをステーキングすることで、ネットワークを保護し、トランザクションの検証に貢献します。これにより、ETHブロックチェーンの成功の一端を担うことになるそうだ。

Crypto Garageはこれまで、国内外の暗号資産取引業者に向けて、「SETTLENET」をはじめとしたブロックチェーン関連決済サービスや付随するプロダクト群を継続的に提供してきた。また、2021年6月には、国内暗号資産交換業者とカバー業者間の取引の媒介サービスの提供を目的に、資金決済に関する法律に基づく暗号資産交換業者として関東財務局への登録を完了した。

そして2023年4月、デジタルアセット保管サービス「SETTLENET CUSTODY」の提供を開始。「SETTLENET CUSTODY」では、暗号資産交換業の認可を受けたCrypto Garageによるインフラ環境で、利用者のデジタルアセットを保管する。利用者ごとに資産は分別保管され、世界最高水準のセキュリティで保護されるとしている。

Crypto Garageは、この「SETTLENET CUSTODY」のサービスを通じ、より多くのクライアントニーズに応えるべく、機能拡充として、ステーキングサービスの提供を決定した。

ETHのPoS移行(2022年)をきっかけに、ステーキングは暗号資産による新たな資産運用方法の1つとして、投資家等の間で人気を集めているそうだ。Crypto Garageは今後、利用者へより多くの収益機会を提供するため、PoSを採用している他の暗号資産を対象に、ステーキングサービスを拡大していく予定だという。

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financenews

Finance News Navi編集部

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