スタートアップ向け「MUFG FUNDOOR」全国展開開始へ(三菱UFJ信託銀行)

2024年3月14日21:06

三菱UFJ信託銀行は、2023年4月より首都圏を中心として提供を開始していた、スタートアップ向け経営管理プラットフォームサービス「MUFG FUNDOOR」について、2024年4月から全国での提供を開始すると発表した。

三菱 UFJ 信託銀行は、株主名簿管理人として、株主総会および取締役会の運営サポート、株式実務やIPO実務に関するアドバイス、ストックオプションの発行や管理の支援、コーポレート・ガバナンス対応支援などの取り組みを通じ、スタートアップの成長を支えてきたという。

同行では、株主総会や煩雑な株式関連業務をはじめとした経営管理業務のDX推進を加速させることがスタートアップ「エコシステム」への貢献、スタートアップのさらなる持続的成長支援に繋がると考えFUNDINNOと共同で、同サービスの開発を進めてきた。

2023年4月より、首都圏中心に同サービスの提供を開始してきたが、すでに100社を超える契約があるそうだ。2024年4月より、同サービスの提供エリアを全国に拡大するが、三菱UFJ託銀行の信託代理店である三菱UFJ銀行においても、同サービスの取り扱いを開始する。

三菱UFJ信託銀行の豊富な経験と株主管理の知見を結集したスタートアップ支援のノウハウ、株主総会に必要となる招集通知・委任状・議事録の自動作成機能、取締役会機能、経営会議などの重要会議機能等を、FUNDINNOが提供するスタートアップ向けクラウド型経営管理ツール「FUNDOOR」に機能強化のうえ、提供するそうだ。

株主総会と取締役会で発生する各種事務手続きについて、各々独立してDX化するサービスはこれまでもあったが、同サービスでは、株主総会と取締役会の両方をワンプラットフォーム上で組み合わせることにより、複雑なストックオプション発行手続き等、これまで困難なコーポレートアクションのDX化を実現するという。

株主名簿を起点として、株主総会、取締役会、増資やストックオプション発行等のコーポレートアクションがシームレスにワンプラットフォームで一体対応可能となった。

この記事の著者

paymentnavilogo1

ペイメントナビ編集部

カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト

関連記事

ファイナンスニュース最新情報

ペイメントニュース最新情報

PAGE TOP