「FAPI」に準拠したBaaSプラットフォームを最新仕様FAPI2.0に対応(みんなの銀行)

2024年3月18日6:50

みんなの銀行は、外部企業へ金融機能を提供するAPI連携システム(BaaSプラットフォーム)を、国内銀行では初となる最新仕様FAPI2.0 Security Profile/Message Signing(以下、FAPI2.0)にバージョンアップすると発表した。現在、FAPI2.0の仕様はドラフト版ですが、すでに開発を完了しており、今後最終版の仕様が確定次第、随時、外部企業への提供を開始する。

FAPI2.0 Security Profile/Message Signingにバージョンアップ(みんなの銀行)

一般社団法人全国銀行協会が事務局となっている「オープンAPIのあり方に関する検討会」の報告書では、金融機関によるAPIの外部提供に際して、「OAuth2.0に加え、FAPIへの準拠が望ましい」とされている。

みんなの銀行は、2022年9月に日本の銀行としては初めて、FAPI1.0に準拠したAPI連携システムを開発し、現在参照系と更新系APIを7社に提供している。

今回、API連携の認可方式に関して「FAPI」の仕様が最新版へバージョンアップすることを受け、同仕様に準拠したAPI連携システムの開発を行い、ドラフト版の仕様にてOpenID Foundationによる認定取得を完了した。これに伴い「API連携に係る認可方式に関するポリシー」も定め、今後も業界に先駆けてAPI連携システムの最新仕様を取り込んでいく方針だという。

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Finance News Navi編集部

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