情報変更を自動通知するソリューション提供開始(シンプルフォーム)

2024年6月14日15:30

シンプルフォームは、金融機関をはじめとする企業の顧客・取引先法人のモニタリング業務を支援するため、AML/CFTをはじめとする金融犯罪対策や、信用リスク等のリスク評価に関わる重要な情報・属性の変化が対象法人に生じた際に自動通知するソリューション「SimpleMonitor」(シンプルモニター)を2024年5月より本格提供した。同月より、ファーストユーザーとしてみずほ銀行 金融犯罪対策部が導入、利用を開始している。

「SimpleMonitor」サービス(シンプルフォーム)

 同社は、行政機関やインターネット上に点在する、全国500万法人の定性情報を集約。通常は収集・整理に数日かかる情報を、30秒でレポーティングする「SimpleCheck」を開発、提供しているそうだ。今回新たに提供する「SimpleMonitor」は「SimpleCheck」と共通のデータから成っている。

国際的に要請が高まるマネロン等金融犯罪に対し、金融機関は限られたリソースのなか、現場の実態に即したモニタリングの仕組みづくりに苦慮している。同社はこうした課題を解決すべく「SimpleMonitor」を開発した。モニタリング業務において運用負荷の大きな要因となる誤検知をあらかじめ排除し、見るべき重要な変化のみに絞って通知することで、より実効性のあるリスク対策へリソースを集中することが可能だという。

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