吉野家ホールディングスグループで「エニジョブ」導入(Payment Technology)

2024年9月4日11:40

Payment Technologyは、2024年2月より提供を開始した「エニジョブ」が、吉野家ホールディングスでの導入が決定したと発表した。エニジョブは、“経験者”アルムナイ採用を取り入れた「過去のアルバイトとのマッチングシステム」を提供しており、吉野家ホールディングスグループのこれまでの勤務経験者の利用を想定している。

近年、飲食業界では人手不足が深刻化しており、特にピーク時の人員確保が課題となっている。飲食業界全体の労働力不足の対策として店舗に在籍していたパート・アルバイト社員を退職後の即戦力としてのカムバックする取り組みを検討していた。

「吉野家」は、この課題を解決するために、エニジョブを活用することを決定した。また、従来のアルバイト採用には高いコストがかかることが問題視されている。エニジョブを活用することで、従来のアルバイト採用にかかるコストを削減し、効率的な人材活用が可能となるそうだ。さらに、アルムナイ人材の活用により、即戦力としての活躍が期待できるため、店舗運営の効率化にもつながるそうだ。

吉野家ホールディングスグループは、これまでの勤務経験者に加え、エニジョブを通して勤務した人材データを資産化することで、各人材のスキルを活用した新たな採用方式の可能性を見込んでいる。また、エニジョブは、吉野家ホールディングスグループの他に大手飲食業界でも導入を検討してもらっており、今後はさらなる利用人数の拡大を想定している。

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Finance News Navi編集部

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