2025年1月14日8:16
法人向けにインタラクティブなマルチチャネルフォーム「CREATIVE SURVEY」「Ask One」を提供するクリエイティブサーベイは、2025年1月8日より、ブランドとファンのつながりを強化する「Fan Fan Fan」の正式提供を開始した。なお、「Fan Fan Fan」は、サンリオ、コーンズ・モータース、千葉ロッテマリーンズ、トムス・エンタテインメント、アダストリア、JCGなどに先行導入されているそうだ。
デジタル化の進展により、ブランドとファンが接触できるチャネルは広がっているというが、データが分断され、一貫性のあるブランド体験を提供することが難しくなっている。ファンの自発的なデータ提供(ゼロパーティデータ)を促進するためには、これまでの関係性に基づく一貫性のある体験を提供することが求められているそうだ。
また、多様化する顧客接点でブランド体験を棄損することなくコミュニケーションを継続的に実施していくためには、過去接点で取得している顧客データを用いてインハウスで迅速かつ効率的に施策を実現することが重要だとした。
このような背景を踏まえ同社では、ブランドとファンがより深く、継続的につながる体験を実現するために「Fan Fan Fan」の提供を開始した。ファンや顧客が進んでデータを提供したくなるような、インタラクティブなインターフェースをインハウスで構築できる新しいブランド提供を目指すという。
特徴として、Fan Fan Fanは、単なる情報収集のためのフォームやキャンペーンのランディングページ、アンケートの作成にとどまらず、豊富な質問タイプと分岐条件で、ファンが自分の意見や嗜好をシェアしたくなるような人気投票や診断コンテンツ、スタンプラリーなどのファンが楽しめる参加型コンテンツなども作成することができるという。
また、さまざまなテンプレートと柔軟なデザインカスタマイズ機能により、企業はインハウスで一貫したブランド体験を提供可能だ。ブランド独自のメッセージを反映したコンテンツを作成し、ファンが自発的に情報を提供したくなる体験を創出、迅速な施策展開を実現するとしている。
さらに、Fan Fan Fanは、CDPやMA、会員基盤、メーラー、コミュニケーションツールなど、日々使用している多様なサービスとシームレスに連携できる。
また、収集したデータはデータバケット連携を活用し、フォームの回答結果として分析基盤に連携できる。今後は、回答結果を即座にグラフ化したり、AIを活用した機能を拡充し、画像OCR機能やデザイン補助機能を提供し、インタラクティブでデザイン性の高いフォームを迅速に作成できるようになるとした。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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