デマンドチェーン変革を推進する合弁会社設立へ(博報堂/NTTデータ)

2025年1月27日8:16

博報堂とNTTデータは、企業の「デマンドチェーン変革」の実現に向け、戦略策定、生活者体験設計、データ/テクノロジー活用、システム実装を一気通貫で提供する合弁会社設立に向けた契約を締結した。今後、2025年4月の営業開始に向け、準備を進める。

企業のサプライチェーン最適化のニーズは、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の浸透により一巡し、成熟期を迎えている。こうした中、今後、重要となるのが、生活者接点から生成されるさまざまなデータを活用し、企業活動のあらゆるシーンで機動的な意思決定を実現する「デマンドチェーン変革」だという。

「円形に繋がる統合型デマンドチェーンに」(博報堂/NTTデータ)

この変化を踏まえ、博報堂とNTTデータは、企業のデマンドチェーン変革への対応力強化に向けて、2024年11月1日より協業を開始した。博報堂は、深い生活者理解に基づいた顧客接点領域でのクリエイティビティを強みとしており、NTTデータはITを起点として企業の変革を支援してきた強みがある。同協業を通して、両社の知見・ケイパビリティ・ソリューション/アセットを組み合わせることで、1社だけではできなかった幅広い領域での提案が可能となることが検証され、この活動を一層シームレスに加速するために、合弁会社設立に向けて契約締結に至ったそうだ。

合弁会社の事業概要は、「生活者視点での企業のデマンドチェーン変革」実現に向け、重要となる経営テーマ(通称:CxOアジェンダ)を設定し、戦略策定、生活者体験設計からデータ/テクノロジー活用、システム実装までEnd to Endで支援することだという。プラニング&ITコンサルティング事業、生活者発想・クリエイティビティを発揮したプラニングおよびITコンサルティング事業、システム開発事業、システム要件定義・システム開発・システム保守運用事業を行う。

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financenews

Finance News Navi編集部

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