2025年1月30日20:03
MILIZEは、2024年12月5日に、調達電子化プラットフォーム「GreenTape」を運営・提供するAffno Virtual Market (Pvt) Limited (シンガポール、以下AVM)と販売・開発パートナー契約を締結した。
企業の調達部門では、紙やメール、エクセルなどアナログな業務が多く、属人的な対応が課題となっている。また、金銭的な収益を直接は産まないという認識からDXが遅れており、AIを活用するためのデータの蓄積も進んでいない現状があるという。
GreenTapeは、一般的な調達業務電子化プラットフォームとは異なり、特定の業界や調達プロセスに特化している。さまざまな規模の企業において調達業務を合理化し、業務効率とデータ主導の意思決定を促進するために開発されたそうだ。
GreenTapeを導入することで、効率性の高い適正価格による購入の推進、取引先および購入実績のデータベース化によって過去の実績を活用、ダッシュボード機能により、リアルタイムでの業務の把握を可能にするという。
今回の提携により、MILIZEは日本におけるGreenTapeの代理店として、さまざまな業種の企業の調達プロセスのデジタル化を支援する。MILIZEは、蓄積された調達データを活用し、AIを活用したソリューションで業務効率化を推進することで、企業のコスト管理と生産性の持続的な向上を目指すという。
この記事の著者
Finance News Navi編集部
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