2023年9月13日20:51
NTT東日本東京東支店は、NTTスマートコネクトと連携し、江戸川区が相談対応業務の DXとして2023年9月20日より開始する「江戸川区メタバース区役所」の実証実験を、web版仮想空間プラットフォーム「DOOR」を活用して支援すると発表した。
江戸川区は2023年4月に「江戸川区DX推進指針」を策定し、2028年の新庁舎移転を機に「来庁不要の区役所」の実現を目指しており、行政手続や相談業務のオンライン化に取り組んでいる。
その中でNTT東日本は、メタバース(仮想空間)を活用した「来庁不要の区役所」実現の要望を受け、NTTスマートコネクトと連携し、「DOOR」の提案と本格導入前の実証実験に向けた環境の構築を進めてきた。
「DOOR」内に実際の江戸川区役所を模したスペース(外観、1F 総合窓口、個別相談スペース)を作成し、区民が直接来庁することなく、自宅や遠隔地から相談や問合せができるメタバース空間を構築した。同仕組みを活用し、区役所職員や福祉関係者など利用範囲を限定した実証実験を行い、メタバース空間における行政サービスの可能性を検証する。
メタバース空間内で利用者は、アバターとして庁舎内を行き来し、音声やチャット等を利用し職員とコミュニケーションを取ることができるそうだ。
NTT 東日本は今回の実証実験を通し、メタバース空間におけるコミュニケーションの課題を江戸川区と共に洗い出し、ブラッシュアップを重ねる。そして本格導入に向けたより良い環境づくりや、庁内業務の DX による区民サービスの拡充等をより一層推進できるよう支援するという。
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ペイメントナビ編集部
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