2023年12月6日14:42
エディオンは、2023年12月中旬より、訪日外国人などとのコミュニケーションを支援する、音声翻訳サービスを導入すると発表した。
同サービスは、TOPPANが提供する「VoiceBiz UCDisplay」となる。透明ディスプレイ上に翻訳内容が字幕で表示され、相手の表情とテキスト字幕の両方を見ながら自然な会話をすることができるという。利用者は音声入力に加え、キーボード入力も可能なため、外国人の利用者だけではなく、音が聞こえにくい方や、発話が難しい方との円滑なコミュニケーションが期待されるという。エディオン横浜西口本店、エディオンなんば本店で導入する。
音声翻訳サービス「VoiceBiz」の活用で、高い翻訳精度とさまざまな接客シーンに対応できる。国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が開発した翻訳精度の高い国産翻訳エンジンが活用されている。同翻訳エンジンは、日本語に強く、高い翻訳精度を実現しているそうだ。今回の導入にあたっては、標準搭載されている観光業界で多用される固有名詞に加え、流通小売業界の専門用語・固有名詞なども追加された。
また、音声入力とキーボード入力に対応した字幕表示ができるため、音が聞こえにくい人や、発話が難しい人への対応が可能だ。
さらに、「VoiceBiz UCDisplay」は、日本語、英語、韓国語、中国語(簡体字)、インドネシア語、タイ語、ベトナム語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、ミャンマー語、フィリピン語の12言語に対応している。