「MIRAIT ONE ホテルソリューション」を提供(ミライト・ワン)

2024年2月8日20:42

ミライト・ワンは、ホテルの運営効率化と顧客満足度向上を実現する「MIRAIT ONE ホテルソリューション」を2024年2月13日から提供開始すると発表した。

「MIRAIT ONE ホテルソリューション」(ミライト・ワン)

「MIRAIT ONE ホテルソリューション」は、利用者からの要望の高い太陽光発電をはじめ、EV給電、スマートパーキング等の「GXソリューション」、WiFi、PBX、VMS、監視カメラ等の「ICTソリューション」、配送ロボット、清掃ロボット、コミュニケーションロボット、客室情報端末「ee-TaB」などの「DX/CXソリューション」を、ワンストップでマネージメントし、新たな「MIRAIT ONE ホテルソリューション」として提供を開始するそうだ。

「MIRAIT ONE ホテルソリューション」として提供する「GXソリューション」は、昨今の環境意識の高まりを受け、ゼロエネルギーホテル、BELS認証ホテルに向けた省エネと創エネに対する支援、太陽光発電や蓄電池及びEV給電の設置、ペーパレスかつゲートレスなスマートな駐車場等を提供するという。

「ICTソリューション」は、多くのビルで実績のあるICTインフラ構築、通信キャリア総合調整をベースに、ニーズに合わせたソリューションを提供する。例えば、VMS、監視カメラでは、監視映像以外に顔認証/人数カウント/車番認識等解析を行い、セキュリティやマーケティングに活用する。来館者の属性や嗜好を把握し、パーソナライズドなサービスを提供するそうだ。

「DX/CXソリューション」は、ホテルでのロボット利用で大きな課題となっていた、ロボットが自律的にエレベーターで移動する仕組みを、新旧問わない汎用のエレベーターと連携可能な待望のロボットソリューションを提供する。これにより、ロボットの活動範囲が大幅に向上するそうだ。清掃ロボットは自律的にフロアを移動し清掃し、充電がなくなると自律的にピットに戻る。

また、客室情報端末「ee-TaB」から注文したアメニティやルームサービスを、配送ロボットがフロアを移動し自動で客室まで届け、到着通知や決済を行い、人手不足やコスト削減につなげる。さらに、団体旅行客のスーツケースを客室まで運ぶ際には、運搬ロボットが支援し、フロアの案内はコミュニケーションロボットが利用者を先導して案内する。

そして、「MIRAIT ONE ホテルソリューション」は、ホテル情報管理サーバーと連携することでホテル運営の効率化、顧客満足度の向上につなげる。例えば、PMS、客室端末、PBX連携により、EV給電の予約/終了通知/決済を行うことができるため、可視化、決済、施設予約等も円滑に行うことができるようになる。そして、客室から離れたEV給電スポットの効率的利用を促し、利用率や収益性を向上させる。清掃ロボットでは、PMS/清掃管理連携により、共有部(主に廊下)を自動清掃し、清掃品質の向上や稼働削減を図るそうだ。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

※流通・コマース関係の情報を中心に記事をご紹介しております。

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