2024年3月26日13:18
Daftは、店舗のデジタル化に向けたオールインワンツール「ヘイメン」上で提供しているネット予約・テーブルオーダーへ、AIで多言語化対応を行うAI機能をリリースした。 同リリースにより、インバウンド需要にもヘイメンで対応が可能になるそうだ。
日本政府観光局(JNTO)の推計によると、2023年の訪日外客数は2,506万人に達し、コロナ禍前の2019年と比較して約78.6%の回復となった。特に12月は2,734万人を迎え、コロナ禍以降で単月としては最多を更新した。そして、2024年2月には278.8万人となり2月として過去最高を大きく更新している。
このようなインバウンド市場の回復・成長にもかかわらず、多言語に対応した施策が追いついていないという。具体的には、多言語対応が不足しているネット予約システムや、注文時の言語によるコミュニケーションの壁が、顧客の理想的な体験を妨げ、満足度を減じる要因となっているそうだ。
ヘイメンのAI機能は、世界中の利用者がそれぞれの言語でネット予約ページやメニューを閲覧し注文可能となり、言語の壁を撤廃できるように設計されているという。これにより、店舗は言語の違いにとらわれず、統一されたサービスを提供することが可能になる。
ネット予約機能では、世界中の人々に利用するGoogleマイビジネス / Googleマップ / インスタグラム等との連携が可能であり、集客面から店内で行われる注文対応等を一気通貫でサポートする。