東急ストアでスマホ型レジアプリの利用促進に向けたリテールメディアの実証実験(東芝テック)

2024年4月1日18:11

東芝テックは、関東地方を中心にスーパーマーケットを展開する東急ストアの東急ストア 中央林間店において、東芝テックが提供するリテールメディアの店内利用促進効果に関する実証実験を2024年3月28日より開始すると発表した。

同実証実験では、来店中の消費者にアプリを通して新たな商品の提案とお得な購買体験を訴求し、東芝テックが提案する新しいスマホ型レジアプリの利用促進に向けたリテールメディアの価値検証を実施する。また、各種検証データを横断的に分析することで、消費者の満足度向上や店舗業務の効率化への貢献ついても検証するそうだ。

実証実験に使用するアプリ(東芝テック)

東芝テックは、今回の実証実験結果に基づき、データの分析・活用を行い、リテールメディアの価値向上につながる新しいアプリを提供していく。

具体的に、「東急ストア 中央林間店」のLINE公式アカウントの友だち登録をしている消費者、および、店内掲示により実証実験モニターを募集する。

1つ目の店内施策として、特定の商品をスマホでスキャンした際、関連商品のクーポンをスマホ型レジアプリに配信し、販促効果と購買体験の向上を検証する。2つ目の店内施策として、スマホ型レジアプリ利用に対し購買品の割引を行うことで、割引効果による来店誘導・スマホ型レジアプリの利用向上効果を検証するという。

さらに、購買データや利用者へのヒアリングをもとに、購買結果に及ぼす定量情報と消費者の行動や思考の定性情報を分析し、同実証実験の成果を評価するそうだ。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

※流通・コマース関係の情報を中心に記事をご紹介しております。

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