調査型ポップアップストア「with b8ta」のPoCを始動(b8ta Japan/マクロミル)

2024年5月20日19:06

b8ta Japanとマクロミルは2024年5月20日、日本全国で消費者の深層を探るための調査型ポップアップストアを展開する新サービス「with b8ta」の概念実証(POC)を開始し、業務提携の覚書を締結した。

Pop-up Store Space (常設店内) イメージ(b8ta Japan/マクロミル)

同概念実証では、マクロミルの調査員をb8ta店頭に派遣、またはオンラインによる追加の調査を実施し、通常b8ta店頭で実施する定性調査より深掘りした調査を実施する。パナソニックの男性向け理美容家電 の協力を得て、今夏開始を予定する。同概念実証を経て、最終的に2024年中にはサービスの正式ローンチを予定しているそうだ。

Pop-up Store (常設b8taの国内4常設店舗内(有楽町、渋谷、越谷レイクタウン、阪急うめだ本店)では、約60×40センチの通常区画または半個室のPop-up Store Spaceを活用する。常設店舗外では、日本全国のイベント実施会場やその他の場所で開催することが可能だ。

イベント実施前は、クライアントの目的とニーズを理解し、課題を明確に定義する。また、クライアントの現在の状況を聞き取り、どのような情報が必要かを判断する。さらに、調査目的に合わせて、詳細なインタビューの質問項目を作成。施工では、ポップアップストアの物理的な構築とセットアップを実施。さらに、運営スタッフの育成では、スタッフに対するトレーニングを行い、サービスの質を高めるという。

イベント実施中は、来店客に対して親しみやすく、丁寧な接客を提供。また、事前に準備したインタビュー項目に基づき、来店客からの深層的な意見を収集する。さらに、収集したデータを分析し、関係者と共有するそうだ。加えて、インタビューの内容を記録し、分析のための資料を作成するという(オプション)。

 イベント実施後は、インタビューから得られた洞察のまとめ、分析を実施。得られた情報を基に次のアクションプランを策定、提案する。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

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