入電経路の特定機能を備えたQRコードによる電話発信サービス開始(レブコム)

2024年7月8日14:30

RevComm(レブコム)は、新サービス「MiiTel Scan to Call(ミーテルスキャントゥーコール)」をリリースした。入電経路を特定できる機能を備えたQRコードによる電話の発信サービスは他になく、全く新しいサービスだという。

新サービス「MiiTel Scan to Call」(レブコム)

電話解析AI「MiiTel Phone」では、電話対応のAI解析や音声感情解析、文字起こし、生成AIによる議事録作成機能を提供している。「MiiTel Scan to Call」は、あらかじめ発行した QRコードをスキャンしたり、Webサイトやアプリに掲載したボタンやテキストをクリックすることでブラウザが起動し音声発信ができるサービスだ。利用者は、電話番号を入力することなく無料で発信することができるため、問い合わせを行うことが可能となる。利用企業は、媒体ごとに発行するQRコードやボタンを分けることで、問い合わせの多い入電経路を簡易に特定できるようになる。また、通話前に入力フォームを設置することにより、必要に応じて発信者に関する情報を入手したうえで最適なコミュニケーションを図ることができるそうだ。

利用企業では、マーケティング活動の一環として、キャンペーン別、媒体別のスキャン回数や通話件数を測定したり、利用企業が管理する Google Analyticsアカウントにイベントを送信することができる。これにより利用者が、どの場所から、どのような媒体を通じて製品やサービスを知り、どのような情報をきっかけとして問い合わせに至ったかを可視化できる。

これまで、コールセンターや問い合わせ窓口における電話記録は、マーケティングデータとして活用することが困難だったというが、「MiiTel Scan to Call」を利用することにより自動的に情報の蓄積が可能になる。新聞・雑誌・チラシ等の紙媒体にQRコードを掲載することで、紙媒体を含むあらゆる広告の効果測定を容易に行うことができる。これにより、定量データに基づくマーケティング分析が可能となり、より精緻なマーケティング戦略構築に活かすことができるようになるそうだ。

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ペイメントナビ編集部

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