倉庫型ネットスーパーを「楽天マート」に改称(楽天グループ)

2024年8月8日13:45

楽天グループは、楽天の子会社である楽天西友ネットスーパーを2024年8月8日に楽天マートへ商号変更し、同社の運営する倉庫型ネットスーパー事業を「楽天マート」と改称して、2024年9月25日より運営を開始すると発表した。

同サービスはこれまで「楽天西友ネットスーパー」として運営してきた。「楽天マート」へ改称後も、生鮮食品、乳製品、冷凍・冷蔵食品などの食品を中心に、そのほか日用品など日常生活に必要な商品を、最短で注文を受けた当日中に、ネットスーパー専用倉庫から届けている。「楽天西友ネットスーパー」のサイトやアプリを引き継ぎ、引き続き港北(神奈川県横浜市)、松戸(千葉県松戸市)、茨木(大阪府茨木市)にある倉庫を拠点として、首都圏、関西圏の約1,200万世帯を対象にサービスを展開する。また、同社の強みを生かし、これまで以上に「楽天エコシステム(経済圏)」との連携を強めた商品を取り揃え、より一層便利で高品質なサービスの提供を図るそうだ。

 同サービスの倉庫は、冷凍・冷蔵・常温の3温度帯での食品鮮度管理に加え、自動化された設備により、対象エリアにおいて1日約7万件の注文を出荷する能力を備えている。スーパーマーケット実店舗と比較し、より少ない陳列、在庫管理の工数で、より多くの消費者に対してサービスを提供することが可能だという。同特徴を生かし、専門店のようなきめ細かな品揃えと、大型店舗のような強い販売力を兼ね備えたサービス運営を目指す。

品揃えにおいては、「楽天エコシステム」の強みを生かし「楽天市場」や「楽天ふるさと納税」をはじめとするグループサービスと連携することで、お取り寄せグルメや地域の特産品といった楽天ならではの商品開発や品揃え強化にも取り組む。これに先駆けて、7月23日から、楽天が地方放送局などと協働し全国の地域の魅力を発信する取り組み「のぞいてニッポン」に参画する一部の地方放送局と連携し、地方放送局が選定・仲介して各地のご当地グルメを掲載・販売する売場「産直ふるさと食品街」を開設した。まずは12のエリアを取り扱い、今後随時、エリアおよび取扱商品の拡充を行う。

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ペイメントナビ編集部

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