ディスプレイ付き配膳・運搬ロボットの次世代モデルを国内販売「KettyBot Pro」(PUDU)

2024年9月2日8:15

業務用サービスロボットを提供するPudu Robotics(中国深セン、以下PUDU)は、2021年に発表したディスプレイ付き配膳・運搬ロボット「KettyBot」の次世代モデルとなる「KettyBot Pro」の日本での正式販売を2024年8月末から開始した。

ディスプレイ付き配膳・運搬ロボットの次世代モデル「KettyBot Pro」日本での正式販売を開始(PUDU)

「KettyBot Pro」は、より没入感のあるエンゲージメントとパーソナライズされた広告や、狭い通路でも走行できる最新センサーの搭載、トレイ検出用カメラの実装、さまざまなカラーバリエーションなどを実現した配膳・運搬ロボットだという。PUDUの配膳・運搬ロボットの中でも最もコンパクトで、狭い空間での使用により適しているという。さらに配膳・運搬に加え、経費削減につながる広告ディスプレイを搭載している。

2024年3月に「KettyBot Pro」のグローバル向け新導入を発表以降、すでに飲食店をメインに約2,000台の「KettyBot Pro」が導入されている。先行して導入を進めてきたオーストラリアなどでは、前身の「KettyBot」に比べ先進的なセンサーとアルゴリズムを搭載し、52cmの狭い通路でも走行し配送効率を向上させる点が高い評価を得ている。今後日本市場においては、飲食店だけでなく小売業界など人手不足に直面する他業界へも展開を狙い、2024年内で1,000台の日本国内導入を目標としている。なお、日本での「KettyBot Pro」の販売は、販売代理店であるUSEN(U-NEXT.HD)を通して行われる。2024年1月にはPUDU主催のベストパートナー賞や最優秀サービスパートナー賞を日本企業で唯一受賞するなど日本での「KettyBot」導入台数が最も多い代理店となる。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

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