消費者の購買行動をリアル/継続的に把握可能なデータコネクティングサービス開始(グローリー)

2024年10月9日9:03

グローリーは、スーパーマーケットやドラッグストアなどの流通小売業のスマートフォンアプリ会員と飲料や食料品、化粧品や日用品などさまざまなメーカー会員の情報を紐づけ、当該会員の店舗での購買データをメーカーに提供する国内初のデータコネクティングサービスを10月より提供開始した。

データ連携イメージ図(グローリー)

近年、お得な情報やクーポン取得のために流通小売業やメーカーのスマートフォンアプリをインストールする消費者が増えている。しかし、メーカーは自社の会員が流通小売業店舗で自社の商品を購入したか否かの情報を効率的に取得することはできておらず、メーカー会員IDに紐づく購買行動をリアルに把握できていなかった。そこで、流通小売業とメーカーそれぞれの会員IDをグローリーの独自技術により紐づけることで、メーカー会員の流通小売業店舗における購買行動が把握できるデータコネクティングサービスを開発した。
データコネクティングサービスを利用するメーカーは、消費者に有益な情報をより効率的に提供できるという。
また、一度、IDが紐づけられたメーカー会員の小売流通業における購買情報は、当該消費者の申し出がない限りにおいては継続的に連携されるため、消費者に有益な情報を提供した後の効果検証も可能となる。

なお、複数の流通小売業会員IDと複数のメーカー会員IDの紐づけに関する独自技術については、グローリーが特許出願中だ。

グローリーは、サントリーをデータコネクティングサービスのファーストユーザーとして、10月3日よりサービスを開始している。

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ペイメントナビ編集部

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