2024年11月15日8:00
Uber Eats Japanは、自律走行するデリバリーロボットを使用した配達サービスを 2024 年11月14日から大阪市内一部地域にて開始する。Uber Eats Japan がデリバリーロボットを展開するのは、2024 年 3 月の東京に続き全国で 2 都市目となる。デリバリーロボットの運用・保守管理を担当する三菱電機グループ会社のメルコモビリティーソリューションズの夜間走行許可取得により、大阪では日中に加えて夜間での配達も行われる予定だ。
大阪市では現在、大阪駅北地区「うめきたエリア」を中心とした大規模な再開発が進んでおり、今後も継続して住民や観光客の流入が期待されている。さらに、2025 年に開催される大阪・関西万博には、国内外から約 2,820 万人の来場が見込まれている。Uber Eats Japan では、すでに多くの加盟店や注文者が集まり、今後も継続して配達需要の増加が見込まれる「うめきたエリア」を中心に、旺盛な配達需要に応えるため、自律走行ロボットを新たな配達手段として導入し、地域の利便性向上を図るそうだ。
同取り組みで使用される Cartken 製デリバリーロボットは、高度な AI モデルやアルゴリズムを活用した物体検知技術、自律走行性能、遠隔操作機能などを備えており、道路交通法に定める遠隔操作型小型車として最高時速 5.4 kmで歩道等を走行する。メルコモビリティーソリューションズの夜間走行許可取得により、大阪市内では 11 月 14 日のサービス導入時点から、夜間の配達も新たに開始。ロボットには正面のヘッドライトに加えて、周囲 360 度から目視可能なライトが機体上部に備わっており、発進時等に行われる音声案内と合わせて、周囲の歩行者や自転車からの視認性を確保している。デリバリーロボットは、午前 9 時から午後 9 時まで配達依頼を受けることが可能だ。