食品スーパー「ヤマザワ」が「楽天全国スーパー」出店に合意(楽天/ヤマザワ)

2024年12月3日7:40

楽天グループとヤマザワは、楽天が運営するネットスーパーのプラットフォーム「楽天全国スーパー」に、ヤマザワが運営する食品スーパーマーケット「ヤマザワ」が出店する契約を締結した。

今回の契約により、「ヤマザワ」の年中行事向けイベント商品の予約注文受付を、「楽天全国スーパー」内に出店する「ヤマザワネットショップ」にて2025年1月に開始する予定だ。ユーザーは、サイト上で商品の予約注文と決済を行い、選択した店舗を指定の日時に訪れることで、予約した商品を受け取ることができる。

「楽天全国スーパー」は、全国のスーパーマーケット事業者向けに、楽天が受注管理やオンライン上の決済などの機能を提供するプラットフォームだ。楽天は、集客・販促活動や、配送に伴うオペレーション構築など、事業者のネットスーパー事業および予約商品受付サイトの立ち上げ、運営を一気通貫で支援する。

 ヤマザワは1952年に創業し、現在山形県、宮城県、秋田県を中心にスーパーマーケットを70店舗展開している。近年は、変化する顧客ニーズに対応し、データマーケティングや販促施策をより強化するべく、2024年3月より楽天ペイメントが運営する共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」およびIC型電子マネー「楽天Edy」を、運営するスーパーマーケット「ヤマザワ」の全店舗で導入している。今回の「楽天全国スーパー」への出店により、インターネット上で催事商品の予約受付を行い、地域の人々にさらに利便性の高いサービスの提供を目指す。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

※流通・コマース関係の情報を中心に記事をご紹介しております。

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