2024年12月20日8:12
Amazonは、2024年12月19日、都市部を含む日本全国の地域の活性化や中小企業支援を目指した新サービス、「Amazonふるさと納税」を開始した。「Amazonふるさと納税」は、Amazonサイト上で、ふるさと納税の寄付ができるサービスだ。利用者が手持ちのアカウントを通じて、いつもの買い物で使い慣れたAmazonの仕様で寄付をすることができる。なお、同サービスは12月19日から、一部の利用者より段階的に利用できるようにしている。
「Amazonふるさと納税」には、全国約1,000の自治体が参画し、登録返礼品数は約30万で今後も拡大していく予定だ。「Amazonふるさと納税」の特徴として、日本全国47都道府県に住む寄付者が、一部の返礼品を最短で翌日に受け取ったり、返礼品の受取日時の指定ができることが挙げられる。これはAmazonが日本全国で築いてきた、25カ所以上のフルフィルメントセンター(物流拠点)と65カ所以上のデリバリーステーション(配送拠点)のネットワークを生かすことで可能になった。そして、Amazonに出品される販売事業者に利用してもらってきた「フルフィルメント by Amazon(FBA)」を地方自治体に利用してもらい、寄付の募集から返礼品の梱包・発送までのふるさと納税関連業務をAmazonがワンストップで支援することで実現した。対象商品は、「最短翌日お届け 返礼品特集」ページで閲覧できる。
また、自治体と連携し、各地域の多様な魅力を紹介するとともに、利用者に豊富な品揃えを提供するために、Amazonふるさと納税限定の返礼品を取りそろえる。具体的には、能登半島地震や記録的な大雨で大きな被害を受けた石川県七尾市や能登町での復興支援コンサートを、同自治体からの返礼品として提供する。Amazon Musicのノウハウを生かし、人気のアーティストを招聘する予定だ。そのほかの例として、長崎県波佐見町からはAmazonロゴ入りの波佐見焼マグカップ、神奈川県川崎市からはAnkerの限定デザインのモバイルバッテリーなども、Amazonふるさと納税限定の返礼品として提供する。これらの返礼品は、「Amazonふるさと納税限定返礼品特集」ページで紹介し、今後も拡充していく。
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ペイメントナビ編集部
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