2025年1月6日20:54
東芝テックは、スーパーマーケットやドラッグストア、ホームセンターなどの量販店向けPOSシステム「PrimeStore」を2009年から販売を開始し、累計で約3万1,000店舗へ導入してきた。このほど、画面デザインを大幅に刷新し、操作性を向上させた「PrimeStore Accel」を2025年1月6日に発売開始した。年間7,000台の販売を予定している。
「PrimeStore」は発売以降、さまざまな機能を追加拡張し、現在は多様な店舗の形態やチェックアウト運用に対応可能な多機能システムとなっているそうだ。今回発売する「PrimeStore Accel」の開発にはさまざまなユーザーの意見を取り入れ、機器設置スペースの有効活用を実現するため、画面タッチのみによるレジ業務を可能にし、表示画面は視認性の高いデザインにしたという。
特徴として、POSシステムの省スペース化のニーズに応え、すべての操作を物理的なキーボードなしで行うことが可能だ。キーボードを有さないPOSターミナルにも対応する。
また、各操作場面で有効なボタンのみを画面に表示するため、ボタンの押し間違いを防止し、ボタンを探す時間を短縮できる。
さらに、迷わない操作性を目指し、画面に表示する操作ボタンを見直したことで「いま何の操作を行っているか」を理解しながら直感的な操作が可能になったという。複雑なレジ業務には操作ガイダンスメッセージや操作フローを工夫して表示し、操作に迷わないよう設計しているという。
加えて、従来の「PrimeStore」から備わっている機能は同等の操作感で使用できるよう意識した。サーバシステムは「PrimeStore」をそのまま使うことが可能だ。