2025年1月8日17:20
DXツール「GEPPY」を提供するマインドフリーは、LINE公式アカウントと「Customer Data Platform(CDP)」のデータを連携する新機能をGEPPYに追加した。
国内約9,700万人が利用するLINEを活用する。企業は顧客データ(購買履歴、Webアクセス履歴など)とLINEをつなぎ、よりパーソナライズされたコミュニケーションが可能になるという。精緻なセグメント配信やシナリオ配信で顧客一人ひとりに最適なメッセージを届け、企業の売上アップをサポートするという。
配信の活用例として、ECでの購買データに基づくセグメント配信(購入頻度や商品に応じたメッセージ配信で売上を促進)、WEBアクセス履歴に基づくステップ配信(興味関心に基づいた配信で利用習慣促進)、会員ランクに基づくオファー配信(ランクアップ時のクーポン配信で購買促進)、ポイントデータに基づく案内(ポイント残高の通知)、アンケートデータに基づくセグメント配信(特定の回答をした顧客へのメッセージ配信)などが可能だという。
なお、森永乳業では、宅配サービス「健幸サポート便」のLINE公式アカウントにおいて、GEPPYのCDP連携機能を導入した。既存顧客の購買データ(契約日、次回配達予定日など)とLINEをつなぐことで、商品配達前のリマインドメッセージの自動送信化を実現。今後ユーザーの皆さまへの配信が行われていくことで、ユーザー体験の向上や、社内の工数減に期待が寄せられているという。
今後はさらに多様なデータとLINEを連携させ、顧客1人ひとりに合わせたコンテンツ/シナリオ配信が行われる予定だという。