「iAEON」の「電子レシート(レシートレス機能)」が1,500万枚達成(イオン)

2025年1月20日7:08

イオンは、2024年6月21日より提供を開始したイオンのトータルアプリ「iAEON」の「電子レシート(レシートレス機能)」の発行が2024年11月末で1,000万枚を突破し、2025年1月5日に1,500万枚を達成した。

2025年度は約2億枚を目標に取り組みを推進(イオン)

環境意識の高まりとデジタル化の進展により、世界的に電子レシートの普及が加速している。アメリカでは主要な小売業者が電子レシートを標準化し、フランスでは紙のレシート廃止が法制化された。日本でも環境負荷軽減や顧客利便性向上を目的に、各企業が電子レシートの導入を進めている。

イオンではグループ19社約4,000店で利用ができる点と、普段の買い物で自然と環境に貢献できるという利便性から約50万人が利用している。その結果、サービス開始から約6カ月で1,500万枚を達成した。また電子レシートがiAEON利用開始のきっかけにもなり、ダウンロード数は12月末時点で1,300万を突破しました。

2025年度はiAEON会員の増加と電子レシートの認知が拡大したことで約2億枚の電子レシート発行を目指す。

なお、電子レシート1,500万枚発行の環境貢献効果として、削減されたレシートロール紙は約38,100ロール、レシートの長さに換算すると約2,400㎞(直線距離で宗谷岬から那覇市の距離に相当)、CO2削減量は約37.5トン、樹木換算で約4,260本となるそうだ。

今後はさらなる顧客利便性向上に向けて電子レシートと連動した家計簿機能の追加や毎月11日にイオングループの対象店舗で実施している「幸せの黄色いレシート」への対応も計画している。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

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