SaaS型基幹システム「SQ」導入加速の向け資金調達、累計12億円に(Stack)

2025年2月15日15:40

Stackは、SaaS型基幹システム「SQ(エス・キュー)」のエンタープライズ導入を加速させることを目的に、シリーズAラウンドでの資金調達を完了した。同ラウンドには、既存投資家であるANRI、グリーベンチャーズ、R6Bに加え、新規投資家としてMIRAITRONC(ミライトロン)、AGキャピタルが参加している。

2024年8月に正式リリースした「SQ」は、TSIホールディングスへ導入している。2025年2月に予定されている新「mix.tokyo」の公開完了後には、TSIのすべてのオンライン取引の管理や、全店舗の注文に対するポイント管理を担い、年間1,000億円規模の取引量に対応できるサービスになるそうだ。

現在進行中のプロジェクト企業を含め、より多くの企業が抱えている基幹システムや販売管理システムのコスト・性能・機能面での課題を「SQ」で解決できるよう、エンタープライズ企業への導入に特化した組織体制構築に投資していく。さらに、これまで着手できていなかった店舗(POS)やB2B(卸)の領域にもサービスを拡大する予定だという。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

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