2021年12月10日8:50
日産自動車は、2021年12月9日、日本各地の銘品を選ぶと食・買・遊・学・泊の“おでかけルート”を提案するWebアプリ「取り寄せるより、取りに行こう。GOODS DRIVE」の提供を開始した。
「取り寄せるより、取りに行こう。GOODS DRIVE」は、利用者がWebアプリで全国各地の銘品を選択すると、その銘品を購入するためのドライブルートを紹介し、その道中に行けるレジャー施設や絶景スポット、レストラン、宿泊施設など家族で楽しめる、“食・買・遊・学・泊”が揃ったおでかけルートを提案する。銘品は全国34か所を紹介している。
日産セレナは、1991年の販売開始以来、「家族の思い出」を大切にしてきた。日産自動車では、9月に「家族の思い出調査」を実施し、コロナ禍において、スマホの家族写真が4割減少している、との結果を公表した。コロナ禍の中、人々はお出かけがしにくい状況となっているが、「車は移動手段としてもセーフティですので、それを考慮して新しい提案ができないか」という思いからサービスを考えたと、日産自動車 日本マーケティング本部 チーフマーケティングマネージャー 丸地隆史氏は説明する。「NEW NORMALな家族のおでかけ」として、Webアプリ提供に至った。
特に地方はコロナ禍で厳しい状況が続いているため、銘品を紹介することで地域活性化につながればとした。丸地氏は「移動するだけでも、ワクワクする空間を体験するだけでも思い出作りになります。ライフスタイルカタログとして提供しました」と話す。
「GOODS DRIVE」は、スマホやPCから特設サイトにアクセスするだけで、誰でも利用可能だ。利用者は、欲しい銘品を選び「今すぐ行く」ボタンを押すと、その銘品が手に入る店舗を中心に、周辺のアクティビティや宿泊施設などの観光スポットもルートで表示される。Apple CarPlayなどを利用することで、ルート情報がカーナビに転送される。
なお、同サイトからの銘品の購買については考えておらず、リアルの場で手に取って体験してもらいたいとした。
