2022年7月7日16:21
楽天ペイメントと楽天Edyは、多機能チャージ機において、銀行や信用金庫などのJ-Debit対応金融機関の銀行口座から直接チャージできる機能を追加すると発表した。同チャージ機が導入されている対象店舗において、2022年7月中旬より準備が整った店舗から順次利用可能になるそうだ。
「楽天Edy」は、全国約100万カ所(2022年6月1日時点)の飲食店、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ドラッグストアなどの「楽天Edy」加盟店で支払いに利用することができる電子マネーだ。
これまで同チャージ機でのチャージ手段は現金のみだったが、昨今キャッシュレス決済が普及するにつれ、利用者や「楽天Edy」加盟店から、現金以外のチャージ手段の要望が高まりつつあった。
このほど、「J-Debit(日本電子決済推進機構提供)」とシステム連携し、J-Debitの加盟店金融機関として大垣共立銀行の支援を受け、今回の機能追加を実装した。利用者は普段使いのキャッシュカードで対象金融機関から直接「楽天Edy」にチャージすることが可能になる。 さらに、時間外や土日の引き出し手数料がかからなくなるそうだ。
また、同チャージ機を設置している店舗では定期的に現金回収作業が発生していたが、同機能追加により作業の低減にもつながるとしている。
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ペイメントナビ編集部
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