2022年8月15日23:18
Kyashは、デジタルウォレットアプリ「Kyash」において、このほど本人確認(eKYC)をしていないアカウントも銀行口座の登録・銀行口座からの入金ができるようになったと発表した。今後は、Kyashアプリをダウンロードしたすべての利用者がすぐに入金・決済することが可能となる。
これまで銀行口座からの入金は本人確認アカウント(Kyashマネーアカウント)に限られていたため、銀行口座からの入金を希望する人がKyashアプリをダウンロードしても、入金するには本人確認が必要で、すぐにお買い物ができなかった。また、本人確認書類をすぐ用意できない場合は、他の入金手段を選ばないといけなかったそうだ。
今回の仕様変更により、本人確認を経ずに銀行口座が登録できるようになったことで本人確認未完了アカウント(Kyashバリューアカウント)もすぐに銀行口座から入金し、決済・送金機能を利用することが可能となる。
本人確認が済んでいない場合、入金した残高は決済・送金機能で使用できる。本人確認後に入金した残高は、出金・送金・共有口座への振替が可能だ。また本人確認前に入金した残高は、本人確認完了後も決済・送金機能にて使用できる。利用者は、都市銀行・ネット銀行・地方銀行の口座を登録可能だ(本人名義の口座のみ)。最低入金額は5,000円となり、1円単位で入金できる。また、本人確認未完了アカウント(バリューアカウント)は5万円が入金額上限だ。
なお、不正使用対策として、モニタリング強化をはじめとした各種不正利用対策・マネーロンダリング対策を実施するとともに、法令・業界ガイドライン等に準拠してサービスを提供しているそうだ。万が一、不正利用に遭った場合は「不正補償制度」が利用できる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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