2024年11月17日7:00
米国はロサンゼルスと日本は東京に本拠を持ち、AI,XR,ブロックチェーン事業及び、ファンプラットフォーム「PEEEPS」を展開する1SECは、丸井グループと、資本業務提携契約を締結したと発表した。
web3の開発、マーケティングノウハウ並びに ブロックチェーン技術を活用した ファンプラットフォームを展開し蓄積されたデータベースやコミュニティ運営のノウハウを持つ1SECの強みと、丸井グループの小売・フィンテック・未来投資の三位一体のビジネスを掛け合わせ、丸井グループが掲げる「インパクト」の1つ、「一人ひとりの『好き』 を応援」をテーマに展開する新しいファンエンゲージメントモデル構築の共創を推進するそうだ。
1SECは、2019年より誰でもサブスクサイトを開設できるファンプラットフォーム「PEEEPS」を提供、2020年4月からはデジタルファッションレーベル“1BLOCK”を軸にフィジタルソリューション「ONEDRIP」(特許申請中)をはじめ、ブロックチェーンを用いたマーケティングサービスの研究開発を推進してきた。
また、2024年7月にはファンプラットフォーム「PEEEPS」で得たゼロパーティーデータにAI検出を掛け合わせて生成した“好き”が詰まったデータベースを活用したクリエイターキャスティングサービス“HYPE CAST AI”をリリースし、登録クリエイターの総フォロワー数は6,000万人を突破している。
丸井グループは、機能や価格ではなく、一人ひとりの感情や価値観が原動力となって動く新しい経済の領域である「『好き』が駆動する経済」という新しい経済圏の創出をめざしており、フィンテック事業ではキャラクターやゲーム、音楽アーティストに代表される「好きを応援する」独自性の強いカード戦略をとり、小売事業ではアニメやエンタメをはじめとした「一人ひとりの好きを応援する」イベントの幅を拡大してきた。
このような取り組みを両社推進するなか、両社の顧客・ユーザー基盤やデータ、事業ノウハウ等を掛け合わせ、リアルとデジタルを融合したファン体験の創出を推進することは、互いのビジネスのさらなる成長に繋がると考え、今回の資本業務提携に至った。
今後、丸井グループと対話を重ねながら、両社が持つデータベースやノウハウなど強みを活かしたさまざまなチャレンジを行い、「好き」を軸にした新たなサービスを開発・提供することで、より良い社会の実現に貢献していきたいとした。
丸井グループが展開する会員数700万人を超える「エポスカード」と「好き」を応援する取り組みとして、両社で開発を行った新しい券面の発行、web3を活用した新しいコミュニティ構築の実現などに向けた協議を進めるそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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