2025年1月9日9:00
小田急電鉄、京王電鉄、東急電鉄は、3社の路線が近接する世田谷エリア内のさらなる活性化に向けた実証実験として、複数のモビリティでエリア内を回遊できるデジタルパス「下北・三茶・下高まちめぐりパス」を2025年1月8日~22日までの間、1,000枚限定、税込2,000円で先着販売している。
同デジタルパスは、電子チケットスマホアプリ「RYDE PASS(ライドパス)」で販売するもので、2025年1月27日~2月16日までを有効期間とし、東急電鉄世田谷線全線、小田急バス(北沢タウンホール~三軒茶屋ほか計2系統の一部区間)、東急バス(駒沢大学駅前~梅ヶ丘駅ほか計2系統の一部区間)が乗り放題、またLUUPの電動キックボード・電動アシスト自転車(三軒茶屋~下北沢~下高井戸エリアのポート、1回30分・期間中計21回まで)を定額制で利用できるお得な商品だという。
各モビリティを自由に組み合わせ、これまでの生活では訪れなかった目的地へ足を延ばすきっかけとして、例えばエリア内に点在する飲食店や商店街、神社仏閣など、地域の魅力を再発見してもらい、街をより深く楽しんでもらうことが目的となる。
今回連携する3社は、いずれの会社も沿線地域とともに歩み成長してきた背景を有し、今後はこれを一層加速していくべく、会社の垣根を超えた施策を検討してきた。その中で、3社の路線が近接する世田谷区の世田谷地域、北沢地域内のエリアにおける回遊性と利便性の向上を目指し、同デジタルパスを企画し、小田急バス、東急バス、およびLuupと連携することとなった。今後は、同実証実験による効果として、どのエリア・モビリティを利用し、ライフスタイルにどのような変化をもたらしたのかなどを、主にアンケートを通じて検証することで、さらなる地域活性化に向けて地域や周辺企業などとも連携し、回遊性と利便性の向上を図る取り組みを検討していく。
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ペイメントナビ編集部
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