2025年3月23日14:00
クラウドPOSレジ「ユビレジ」を提供しているユビレジは、白木屋、魚民などのブランドを擁し、全国に店舗を展開する居酒屋チェーン最大手のモンテローザと「ユビレジ」導入に関する契約を締結した。ユビレジはモンテローザグループの基幹システムとの連携を含む各種開発を実施するほか、飲食店スタッフ向けオーダーシステムや来店客向けモバイルオーダー、マルチ決済システムの提供を通し、モンテローザグループの業務効率化と顧客体験向上の実現、そして売上向上を支援するという。
モンテローザグループではコロナ禍を機に、システムの運用コストや店舗スタッフの業務負荷の軽減を図る大規模なシステム刷新プロジェクトを推進している。同プロジェクトの一環として、基幹システムと連携が可能で、導入や運用のコストが削減できるPOSシステムへの統一が検討されていたという。
ユビレジは近年、タブレットPOSレジでは対応が難しいとされていた基幹システムとの連携を始め、複雑な要件での開発やカスタマイズを伴う大規模導入を手掛けている。小売店、飲食店、商業施設等での大規模なPOSレジ導入の実績を積み、2024年7月には大規模導入向けサービス「ユビレジ エンタープライズ」の提供を開始した。
モンテローザグループが全国で展開する800を超える店舗からは、店舗オペレーションに応じたさまざまな要望があがるが、先行導入店での使い勝手などが評価され、ユビレジの大規模導入の実績と相まってユビレジの導入が決定したという。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト