楽天とUberが連携強化、「Uber」「Uber Eats」で楽天ポイント最大2%還元 今後はAI・ビッグデータ活用でさらに進化へ

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2025年12月11日9:05

Uber Japan、Uber Eats Japan、楽天グループと楽天ペイメントは、2025年12月9日に戦略的パートナーシップを拡大すると発表した。「Uber Eats」では2022年4月より、「Uber」では2023年4月より、キャッシュレス決済サービス「楽天ペイ」が利用可能だったが、「Uber」「Uber Eats」いずれかのアプリで楽天IDを連携すると、200円(税抜)の支払いに対して1ポイントの「楽天ポイント」を貯めることが可能となる。楽天以外のECサイトでもポイントが貯まる「楽天ポイント」オンラインと併せて利用することで、支払い金額に対して最大2%のポイントが貯まるそうだ。今後は、AIやビッグデータ活用で、サービスがさらに進化するとした。

左からUber Japan 代表 山中 志郎氏、Uber Eats Japan 代表 Yulia Brovkina(ユリア・ブロヴキナ)氏、Uber Technologies 最高経営責任者 Dara Khosrowshahi(ダラ・コスロシャヒ)氏、楽天グループ 代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史氏、楽天ペイメント 代表取締役社長 小林 重信氏

「楽天ポイント」オンライン利用可能に
3つのサービス開始キャンペーン実施

Uber Japanが運営する配車サービス「Uber」とUber Eats Japanが運営するデリバリーサービス「Uber Eats」では、楽天ペイメントが運営する共通ポイントサービス「楽天ポイント」オンラインを12月12日までにすべてのユーザーが利用できるようにした。

今回の導入を記念して、2025年12月12日~22日まで、「Uber 楽天ID連携で最大1,000ポイントプレゼント」キャンペーンを実施する。同キャンペーンでは、楽天IDを連携して、キャンペーン期間中に「Uber Eats」で1,500円(税抜)以上支払いをした先着50万名に、「楽天ポイント」300ポイントを進呈する。さらに、「Uber」の乗車時に1,500円(税抜)以上支払った人に、1回目の利用で350ポイント、2回目の利用では追加で350ポイントを進呈し、「Uber Eats」と合わせて最大1,000ポイントを進呈するそうだ。

また、現在実施中の「【楽天モバイルご契約者様限定】対象店舗での会計で楽天ポイント20倍」キャンペーンでは、2025年12月12日より「Uber」「Uber Eats」が新たに加わる。楽天IDを連携して「Uber」または「Uber Eats」で支払いをした「楽天モバイル」契約者に、「楽天ポイント」を通常の20倍進呈する。

さらに、楽天IDを連携した「Uber One」の月額会員には、年間プラン(3,998円)を70%オフの特別価格で提供するとした。

「新たな価値の共創」
今後はAI連携も推進

楽天エコシステム(経済圏)は、1億超ID および70を超えるサービスにより圧倒的な顧客基盤を有している。また、日本屈指のポイントを自負する楽天ポイントの累計ポイント発行数は5兆を超える。さらに、圧倒的なデータ資産と独自のAI エージェントを展開している。楽天グループ 代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史氏によると、今回の提携は、楽天エコシステムと、世界最大級のモビリティとデリバリーのプラットフォームである「Uber」および「Uber Eats」との「新たな価値の共創」となるそうだ。

12月9日より、楽天IDとUberとの連携サービスを開始する。「Uber」と「Uber Eats」において、楽天ペイメントが運営する共通ポイントサービス「楽天ポイント」オンライン導入を順次開始し、両アプリ決済時に最大2.0 % の楽天ポイントを付与するという。貯めたポイントは楽天の70以上のサービスで利用可能だ。

今回の提携は第一弾であり、今後はAI連携でもっとスマートな未来が実現できるとした。例えば、観光客の趣味嗜好や交通情報にあわせて、最適な観光スポットなどを楽天がレコメンドすることも考えられるとした。また、“楽天ぐるなび”の利用から体調にあったベストな食事を楽天が提案し、即座に配達することも挙げられる。

楽天IDとの連携でUberがより身近に
ポイント原資はUberが負担

「Uber 」「Uber Eats」は、2010年、米国サンフランシスコ発のモバイル・デリバリープラットフォームで、世界70カ国以上、1万5,000以上の都市で利用されているという。また、月間配車・配達数は10億回以上だ。2010年からの事業成長は約10倍、タクシー事業者数は約1,000社となっている。石川県加賀市などでは、公共型ライドシェア事業を展開している。

Uber Technologies 最高経営責任者 Dara Khosrowshahi(ダラ・コスロシャヒ)氏によると、今回の楽天との提携は、両社のユーザーをより密接に結びつけ、生活費高騰が続く日本で大きな意味があるという。また、「『Uber』『Uber Eats』で付与するポイント原資はUberが負担します」とコスロシャヒ氏は強調した。

「楽天ペイ」アプリの閲覧がサービス集約で増加
日本のユーザーとパートナーをつなぐ架け橋に

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