アクティブ若年層にアピールする「ゴールド・プリファード」 アメックスがイメージ刷新、プレミアムカード市場をリード

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2026年1月16日8:00

アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.(以下:アメリカン・エキスプレス)の新しい個人向けカード 「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード」(年会費:3万9,600円〈税込〉)は、既存のゴールドカードのリニューアルではなく、全く新しいカードという形で2024年2月にローンチされた。ターゲットとしていた若年層をはじめ、幅広い世代に高い人気を誇っているという新ゴールドカード「ゴールド・プリファード」の特徴やクレジットカード戦略などについて、アメリカン・エキスプレス カード事業部門 コンシューマープロダクト&パートナーシップ 副社長 山本尚氏に聞いた。

アメリカン・エキスプレス カード事業部門 コンシューマープロダクト&パートナーシップ 副社長 山本尚氏

プレミアムカード市場をリードする自負 継続的に会員数が拡大

アメリカン・エキスプレスは、個人向けカード、ビジネス向けカードとも順調に推移しているそうだ。近年は、新カードの強化、既存のカードの大幅なリニューアルや、新しいフォームファクターを出すなど、プロダクトの刷新を続けている。個人向けに関しては、プレミアム系のセグメントは競合他社も含めて、新しい商品・サービスを出しているほか、日本における富裕層のセグメントも拡大しており、競争が激しくなっている。

「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード」。金属製のカード券面も好評

山本氏は「カスタマーニーズが変化している中で、カードの商品内容やサービスを進化させる必要があります。当社はプレミアムカードのパイオニアであり、日本で初めてプラチナカードやゴールドカードを出しました。プレミアムカード市場をリードしてきた自負があり、競争激化で大変な面もありますが、セグメントの拡大は追い風になっています」と話す。

山本氏は、2024年2月20日に開催された「ゴールド・プリファード」の発表会にも登壇し、カードの魅力について説明した。その会見で発表したカード特典などの評価は高く、新規会員受付開始以降、順調に会員数が拡大しており、その流れは継続しているという。

山本氏は「ゴールド・プリファード・カードを設計する時に考えたのは、日本でゴールドカードを出したのはアメリカン・エキスプレスが初という歴史と実績です。近年は年会費の安いゴールドカードも出てくるなど、ゴールドカードの大衆化とも言われ、多くの人たちにとっても身近になってきました。当社としては、ゴールドカードのパイオニアとして、『ゴールドカードはこういうものである』と誇れるモノを示したかった。ゴールドカードのバリューを今の時代に合わせて進化させるためさまざまな手を打ちました。想定を上回る申し込みをいただき、評価されているのは嬉しいし、成功したと思っています」と語り、笑顔を見せる。

トラベル、ダイニング、ショッピング(ポイント)で年会費を超える価値提供を目指した「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード」

金属製のメタルカードも支持を受ける 新色ローズゴールド登場

ゴールド・プリファードの金属製のメタルカードに関しても好評で、価値観の変化に伴い、人に見せるものというよりは、自分の中の満足感を得るために保持されているとみている。

また、2025年7月、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードに新色ローズゴールドを登場させた。商品内容を変えずにメタルカードの新しい色を登場させ、これによって好調を持続させ、あるいは、さらに伸ばすことに大きく貢献した。

ゴールド・プリファードの新たなカードデザインの選択肢としての、新色ローズゴールドはアメリカを中心に、他国でも成功していた。ここはグローバルで事業展開するアメリカン・エキスプレスの強みであり、他国のうまくいったことやノウハウ・知見を取り入れ日本でも展開している。

新色ローズゴールドは、シックで気品のあるローズ系の色味のメタル素材のカード。女性はもちろん、男性からの人気も高いという

海外同様に若年層獲得が好調 紹介プログラム経由での入会者も伸びる

山本氏は「グローバルではゴールド・プリファードなどのプレミアムカードへの新規会員の60%以上が若年層で、Z世代やミレニアル世代が占めています。日本においても近い傾向にあり、このカードにより若年層の取り込みが当初想定以上に進んでいます」と成果を述べる。

若年層の会員獲得は、グローバルで5年以上かけて取り組んできた戦略の結果でもある。ゴールド・プリファードというプロダクトを出すだけではなく、ブランディングやコミュニケーションも数年前に大幅に変更。「従来、アメックスと言うと『成功した年代が高い人が持つステータスカード』というイメージでした。それも重要な側面ですが、より若いアクティブな人にも持ってもらえるように、ブランドの刷新を図り、さまざまなプロダクトやサービスも進化させ、さらにコミュニケーションや獲得のチャネルなども変えました。単年ではなく複数年にわたり、『若年層に対してどう取り組み、どう取り込むのか』というグローバルベースでのイニシアティブがうまくいっています」(山本氏)。日本においても、ゴールド・プリファードの成功例が、その成果を示している。

現在はゴールド・プリファード・カード会員のご紹介プログラム経由での新規入会も非常に伸びているそうだ。初年度の成功によって、想定よりも早くカスタマーベースを構築。山本氏は「知り合いや友達に自信を持って紹介していただけるのは、会員の満足度が高いからだと思います」と自信を見せる。実際、調査によると、顧客満足度の数値が高く、カードに満足して、友人に勧めてもらう好循環が働いているそうだ。

EC決済利用促進で若年層利用拡大 競合他社との差別化は?

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