2026年7月23日7:35
メルカリは、2026年7月14日から、プロが品質を保証するリユースサービス「m department(エムデパートメント)」の提供を開始した。

月間約2,300万人が利用する「メルカリ」をはじめ、国内のリユース市場は15年連続で拡大し、2024年には3兆2,628億円に達した。なかでも市場の成長を牽引しているのが、「携帯・スマートフォン(成長率:前年比22.4%増)」と、「ブランド品(成長率:同15.7%増)」だ。
こうした成長の背景にあるのが、昨今の「物価高」だ。スマートフォンの平均販売価格は2026年に前年比6.9%の上昇が予測されているほか、ブランド品も同様に価格上昇の傾向が続いており、近年はハイブランド各社による価格改定の動きが相次いで見られる。メルカリの調査でも、約5人に1人が「物価高をきっかけにリユース品の検討が増えた」と回答した。
一方で、高額リユース品の購入にあたっては「品質への不安」があることが分かった。メルカリの同調査では、「高額ブランドのファッションアイテム」や「スマートフォン・PC・タブレット」のリユース品購入について、約7割が「不安を感じる」と回答した。
最大の不安要因は、「高額ブランドのファッションアイテム」では「偽物・コピー品の懸念」(73.3%)、「スマートフォン・PC・タブレット」では「動作不良・故障のリスク(バッテリー劣化など)」(73.3%)となっている。いずれも真贋や内部の劣化といった自分では判断しきれない「品質への不安」が高額リユース品の購入をためらう大きな障壁となっていることがうかがえる。
こうした品質不安を解消する動きとして、「プロが品質を保証するリユース品」が、新品・中古に続く"第3の市場"として世界的に台頭している。その代表例として、世界の整備済みスマートフォン市場は2033年に約994億米ドルへ拡大すると予測されているほか、ファッション業界でもメーカーや専門事業者が、検品・メンテナンス・鑑定などを行い、品質を保証したうえで再販売するサービスがグローバルで広がっている。
メルカリの調査でも、高額リユース品購入時に8割以上が「品質保証」を重視すると回答しており、プロによる品質保証が新たな需要を喚起し、市場拡大の大きな鍵となることが示唆される。
「エムデパートメント」は、メルカリアプリとは独立した、新たなECサイトだ。厳正な審査を通過した専門事業者のみが出店でき、サービス開始時点で88社が参画している。取り扱う商品はすべて検査・修理・クリーニング・真贋鑑定などを経た「整備済み製品(リファービッシュ品)」および「真贋鑑定済みブランド品」だ。「エムデパートメント」は、専門事業者による品質保証や充実した保証・返品体制のもと、高品質な商品をお求めやすい価格で提供することを特長としている。
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