2011年12月7日22:30
セブン-イレブン・ジャパンとグリーは、2011年12月8日から、全国のセブン-イレブン1万3,685 店舗(2011年11月末現在)において、POSA(InComm’s Fast Card Point of Sales Activation)技術で販売可能な「GREE コインプリペイドカード」を発売すると発表した。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「GREE」内で利用できる仮想通貨をプリペイドカードとして販売する試みは、ソーシャルメディア業界初であり、コンビニエンスストア業界においても初めての取り組みとなる。
GREE コインプリペイドカードにより、日本で2,770 万を超える「GREE」のユーザーは、「探検ドリランド」など、ソーシャルゲームをはじめとする多彩なコンテンツを利用する中で、有料アイテムなどを購入するのに必要なGREE のコイン(仮想通貨)を、クレジットカードや携帯キャリア課金などに加えて、プリペイドで決済できるようになる。
カード種類は、5,000 円(4,762 コイン)と1,500円(1,429 コイン)で、有効期限は、店舗での購入日から6 カ月となる。
セブン-イレブンでは、POS レジで支払いが確定した時点で対象のカードを有効化するPOSA 技術を使って、2010年9月からiTunes Card や家庭用ゲーム機で使用できるプリペイドカードを提供してきた。これにより、ユーザーは通常の買い物と同様に店頭で欲しいカードを選ぶことができるようになった。グリーは、陳列販売によるメリットを生かし、GREE コインプリペイドカードの券面デザインなどにも工夫しながら、幅広いユーザーのニーズにリーチするカードを提供していく方針だ。
また、今回の発売を記念して、セブン-イレブンでGREE コインプリペイドカードを購入した人の中から抽選で総額200万コインが当たるキャンペーンを、12月8日から実施する。
なお、「海賊王国コロンブス」「聖戦ケルベロス」「釣り★スタ」といったゲームキャラクターがデザインされた2 種類のカードでスタートするGREE コインプリペイドカードは、今後、店舗とオンラインをつなぎ、多様なプロモーションやキャンペーンで展開を予定している。
※iPhone、iPad、iTunesは、米国および他国のApple Inc.の登録商標です。