オリンピックをVisa決済ショーケースに

2012年8月1日9:00

いよいよ今週末からロンドンオリンピックがはじまる。世界中の注目が集まるこのイベントを、決済のショーケースにしようというのがVisaの思惑だ。

Visaはロンドンオリンピックの公式スポンサー。オリンピック期間中、Visaの最新決済ソリューションをロンドンを中心に英国で披露する。

最新決済ソリューションとは、Visaのモバイル決済、非接触決済、プリペイドカード、モバイルプリペイドである。

モバイル決済の実証実験には、サムスンのギャラクシーSⅢオリンピック版を使う。NFC搭載で、Visaのペイウェイブをダウンロード。非接触端末にかざすだけで簡単に決済できる。

Visaの非接触決済ペイウェイブを搭載したプラスチックカードは、欧州で3,700万枚発行されている。英国では非接触端末が14万台以上設置されている。そのなかには、ロンドンタクシー5,000台と、オリンピック競技場内の3,000カ所も含まれている。

Visaプリペイドカードは英国中で販売される。モバイルプリペイドは最新のセキュリティと信頼性、互換性をもたせたもの。主に途上国向けのサービスとして提供される。

最新の決済ソリューションをロンドンで体験することは、オリンピックのもうひとつの楽しみ方である。

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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。

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