PA-DSSに代わる決済向けソフトウェアセキュリティ基準を公表(PCI SSC)

2019年1月24日16:00

PCIセキュリティスタンダードカウンシル(PCI SSC)は、このほど最新の決済ソフトウエアのセキュアデザインと開発のための新要件について公表した。

PCIセキュアソフトウエア基準とPCIセキュアライフサイクル(セキュアSLC)基準は、新たなPCIソフトウエアセキュリティフレームワークを構成するもので、同フレームワークはソフトウエアベンダーおよびそのソフトウエア製品のバリデーションプログラムと、評価者向けの資格認定プログラムを含むという。これらのプログラムは2019年内に開始する予定だ。

各PCIソフトウエアセキュリティ基準は従来の決済ソフトウエア向けペイメントアプリケーションデータセキュリティ基準(PA-DSS)の対象範囲を超えて、①PCIセキュアソフトウエア基準では、決済ソフトウエアが決済取引/データの完全性および機密性を適切・確実に保護できるようにするためのセキュリティ要件と評価手続きについて、全体像を示している、②PCIセキュアSLC基準では、ソフトウエアベンダーがソフトウエアの全体的ライフサイクルを通じて決済ソフトウエアのセキュリティを適切に管理している状況を立証するためのセキュリティ要件と評価手続きについて、全体像を示している――といったように、最新の決済ソフトウエアを対象にソフトウエアセキュリティの全体的な弾力性の問題に対処できるようにする。

これらの基準はPA-DSSに取って代わるものであり、PA-DSSが2022年に終了すると有効になる。それまでの間は、PA-DSSに投資を行った組織のために段階的移行期間となる。

各PCIソフトウエアセキュリティ基準は決済カード業界関係者で構成される専門タスクフォースの意見を取り入れて開発。PCI SSCの参加組織と評価者も策定プロセスの間、複数回のコメント募集(RFC)期間を通じて、基準を評価し、基準についての意見を提出した。

関連記事

ペイメントニュース最新情報

決済シーンにdelight(ワクワク感)を!PCI P2PE 認定国内実績 No.1の「確かな信頼」を提供します(ルミーズ)

国内最大級のクレジットカード情報データベース(アイティーナビ)

電子マネー、クレジット、QR・バーコード、共通ポイントなど、多数のキャッシュレス決済サービスをワンストップで提供(トランザクション・メディア・ネットワークス)
決済領域を起点に多様なビジネスニーズに応える各種ソリューションを提供(インフキュリオン)
ReD ShieldやSift等の不正検知サービスを提供し、お客様の不正対策を支援(スクデット)
「お金の流れを、もっと円(まる)く」決済ゲートウェイ事業のパイオニアとして、強固なシステムでキャッシュレス決済を次のステップへと推進します。(ネットスターズ)
現金とキャッシュレスの売上をリアルタイムに確認可能なIoTプラットフォーム「IoT Cube」/Pay BOX(飛天ジャパン)

BtoCもBtoBも。クレジットカード決済を導入するならSBIグループのゼウスへ。豊富な実績と高セキュリティなシステムで貴社をサポートいたします。(ゼウス)
TOPPANの決済ソリューションをご紹介(TOPPANデジタル)
多様な業界のニーズに対応した、さまざまなキャッシュレス・決済関連サービスを提供する総合決済プロバイダー(DGフィナンシャルテクノロジー)
決済業務の完全自動化を実現する「Appian」とクレジット基幹プラットフォームを合わせてご紹介!(エクサ)

国内最大級の導入実績を誇る決済代行事業者(GMOペイメントゲートウェイ)

チャージバック保証、不正検知・認証システムなどクレジットカード不正対策ソリューションを提供(アクル)

非対面業界唯一!!カード会社とダイレクト接続により、安心・安全・スピーディーで質の高い決済インフラサービスを提供。Eコマースの健全な発展に貢献する決済代行事業者(ソニーペイメントサービス)

stera terminalでお店のポイントがつけられる「VALUE GATE」(トリニティ)

Spayd スマートフォン、タブレットがクレジット決済端末に!(ネットムーブ)

DNPキャッシュレス 決済プラットフォームをご紹介(大日本印刷)

PAGE TOP