2020年5月1日18:00
楽天は、レストランやカフェなどの飲食店において、商品を事前注文・決済することが可能になるテイクアウト支援サービス「楽天リアルタイムテイクアウト」を、2020年5月7日より提供すると発表した。また、5月1日から、全国の事業者から同サービス導入の申込受付を開始する。
利用者は、スマートフォンやPCサイト上から、近隣の飲食店におけるテイクアウト可能な商品を選び、楽天IDを利用して事前注文および決済を完了することで、実店舗で商品を待ち時間なくリアルタイムに受け取ることが可能になる。また、購入金額に応じて「楽天ポイント」を貯めることができ、支払い時には貯まったポイントを利用することも可能だ。同サービス開始時は、先行導入店舗として東京都の渋谷駅および五反田駅の周辺地域にある飲食店187店舗から利用可能となり、全国の飲食店に順次拡大していく。
楽天では、新型コロナウイルス感染拡大の影響を鑑み、10月31日まで、初期費用および月額利用料などの利用料(クレジットカード決済手数料などを除く)を無料とする。また、事業者の要望に応じて、5月中旬より、商品登録や受注管理用のスマートフォンの端末を無償で貸与する予定だ。さらに、飲食事業者の経営状況などを鑑み、同サービスを通じて事業者が得る収益は、10月31日までは最短で翌週に入金する。
なお、楽天グループは、米国で運営するRakuten Readyにおいて、米国・カリフォルニア州サンマテオの飲食事業者を対象に、「Rakuten Takeout」の名称で4月より同様のサービスを提供している。
同サービスの提供開始を記念し、楽天は、5月7日から、「スマホで注文 待たずにテイクアウト 楽天ポイント10倍」キャンペーンを開始する。キャンペーン開催中に、同サービスを利用して、対象飲食店の商品をテイクアウトにて購入したユーザーを対象に、購入金額に応じて、「楽天ポイント」を通常時の10倍付与する。なお、同キャンペーンのポイント費用は、すべて楽天が負担するという。
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ペイメントナビ編集部
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