2019年10 月23日8:00
IT製品・ソリューションが数多く展示されるITイベント「2020 Japan IT Week 秋」(主催:リードエグジビションジャパン)が2020年10月28日~30日まで幕張メッセで開催される。
同展示会は、クラウド業務改革EXPO、AI・業務自動化展、IoT & 5Gソリューション展、情報セキュリティEXPO、Web&デジタル マーケティング EXPO、次世代EC&店舗EXPO、データセンター&ストレージEXPO、セールス自動化・CRM EXPO、組込み/エッジコンピューティング展、ソフトウェア&アプリ開発展、システム運用自動化展の11のIT専門展から構成される(無料招待券申込)。来場者は、来場登録を行うと、11の専門展すべてに参加可能だ。
出展ブースでは、企業のPRに加え、来場者の課題についての相談、見積り・導入時期の打合せなどが行われ、商談が行われているのが特徴だ。企業の情報システム部門、経営企画部門、マーケティング部門などが来場しているという。
また、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染拡大の関係で会場に足を運ぶことができない企業の担当者に向け、「オンライン来場・商談サービス」も用意されている。同サービスでは、企業の担当者とチャットやビデオ通話でコミュニケーションを行うことが可能だ。
さらに、実際の展示会場でも感染対策を意識して、ブースの人員を極力減らし、担当者が遠隔で対応したり、Webのオンラインセミナーを会場で放送するといった工夫は9月に開催された「Japan マーケティング Week」でも目立った。例えば、CX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」を開発・運営するプレイドでは、来場者に対し、担当者がオンラインでサービスの紹介や相談を行っていた。
企業によっては、会場での参加に加え、自らのオンライン展示会、セミナーを併用してPRしているところもある。決済サービスを提供するルミーズでは、「Japan IT Week 秋」へのブース出展を行うが、それと並行する形で10月26日~10月30日の期間限定で、自社ホームページ内の特設サイトにて「ルミーズテクノロジー バーチャル展示会2020秋」を開催。また、 10月27日~10月30日まで、「PCI P2PE」「自動精算機」「サブスクリプション」の3つのテーマについて集中的に講義する無料オンラインセミナーも同時開催する。新型コロナウイルス拡大防止の観点から、展示会へ足を運ぶことが難しい企業のために、バーチャル展示会を企画したという。
同イベントでは、ルミーズの基盤であるEC・実店舗向け決済サービスのほか、無人決済が可能な自動精算機・自動販売機向けのキャッシュレス決済ソリューションなど、PCI P2PEに準拠したさまざまなソリューションを紹介している。また、期間中は、PC・タブレット・スマートフォンからアクセス可能なため、自由に展示会に参加できるという。