2020年11月12日7:16
ローソン銀行は、 ローソン店舗などに設置したローソン銀行ATMでの事業会社向けATM入金サービス「金庫がわりクン」を2020年11月16日から開始すると発表した。これは、 飲食業やサービス業を営む事業会社などを対象に、ローソン銀行の法人用口座と紐づく入金カードを使って、毎日の店舗の売上金などをローソン銀行ATMに入金、 法人口座で管理できるサービスだ。
同サービスでは、毎日の店舗の売上金などを、同行が発行する入金専用カードを使って、全国のローソン銀行ATMに24時間365日入金が可能だ。ATMに入金した資金は利用者のローソン銀行口座に入金されるので、インターネットバンキングを利用して残高や入金明細が確認できるほか、1つの口座に紐づく複数の入金専用カードを発行できるため、複数店舗の売上金も一元管理することができる(初期費用は入金カード発行にかかる1,100円(税込み)×店舗数分)。利用者の利用頻度に合わせた入金手数料コースを3種類用意するほか、 2021年6月30日までは入金手数料が一律無料になるキャンペーンを実施している。
ローソン銀行では、 金融機関のスマートフォンのアプリを使って、 カードを使わなくてもローソン銀行ATMから入出金ができるサービスを2020年8月から開始している。 今回、 事業会社に対するATMでの現金入金サービスを開始することで、新型コロナウイルス感染拡大による影響で一層の経営合理化、業務効率化が求められる飲食業やサービス業などの利用者の売上管理・入金管理ニーズに対応する。また、近時は金融機関において業務効率化の観点から夜間金庫サービスの見直しが進んでいることから、金融機関に対しても取引先の事業会社へのサービスを維持しつつ、 業務効率化を推進する施策として、 同サービスの連携を提案するそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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