2020年12月10日15:10
LINE Payは、加盟店向け新サービス「LINE Pay 支払いリンク」を、2020年12月10日より正式に提供開始すると発表した。
新規・既存加盟店を問わず、利用を希望する事業者は、申請フォームから申請することで、利用料無料で利用できる。LINE公式アカウントと連携すれば、ショッピングサイトの立ち上げや通販対応へのハードルが高く感じられていた事業者も、「LINE」上で接客から決済までを難しい開発なしで提供可能になる。
LINE Payでは、国内24万の店舗や企業のアカウント(2020年9月末時点)がアクティブに利用されているLINE公式アカウントと「LINE Pay」を連携させることで、「LINE」等での顧客とのコミュニケーション上で、オンライン決済機能を提供できる「支払いリンク」のプロトタイプ版を2020年7月に提供開始した。すでに2,000ブランド以上が導入(2020年12月3日時点)しているが、このほど機能改良を経て同サービスを正式に提供開始した。 オンラインレッスン、相談サービス、簡易的な通販、中古買取・販売、デリバリーやテイクアウトサービスの事前決済などで特に利用されると想定している。今年7月から提供しているプロトタイプ版の利用申請業種として最も多いのが「ショッピング・小売」24%で、食料や飲料品、雑貨、インテリア用品、薬・化粧品、花・観葉植物、メガネ・コンタクト等の販売用途で申請されている。次にデリバリーやケータリングを含む「飲食・レストラン」16%となっており、オーダーを受けて店舗で調理したものを提供したり、回数券等の販売に利用されている。「生活関連サービス」12%は、クリーニングや悩み相談・カウンセリング、 フォトスタジオ、不動産等が含まれているそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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