2021年7月23日12:00
ナッジは、関係当局への事業者登録を前提に、第一弾のサービスとして今夏から次世代型クレジットカード「Nudge(ナッジ)」の発行を開始する。
Nudgeはプリペイドカードとは異なり事前の入金は不要で、都度チャージの手間や、利用時の残高確認・使い残しの心配はないという。また、利用金額の返済は月に1度の口座引き落としではなく、好きなタイミングでセブン銀行ATM(全国2万5,000台以上)から実施可能であり、引き落とし日の口座残高を心配する必要がないそうだ。最短で決済の翌日から返済が可能だ。また、月の途中で利用枠が足りなくなっても、返済後即時に利用枠が回復するとしている。
すべてのカードにIC機能が備わっており、世界中のVisa加盟店で利用が可能だ。日本を含む世界200の国と地域で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法である「Visaのタッチ決済」にも対応している。
さらに、Nudgeと提携する企業や団体が開設する「クラブ」を選択することで、好きなチームやアーティスト、 クリエーターへの応援が可能です。 カフェやコンビニ、 スーパーなど日常的な決済においても、 支払い方法をNudgeカードに変えるだけで、 自動的に応援がなされます。
ナッジの提携先は、 初期費用や月次固定費の負担がなく、1枚からでも提携クレジットカードの作成が可能だ。入会特典に加え累計の利用額に応じてクラブ特典を提供することで、 ファンとの新たなエンゲージメントや金融体験を生み出すことができ、収益の多様化とともにファンマーケティングの可能性を広げることが可能となるとしている。
Nudgeでは、AI等の独自の審査手法を用いることで、学生・アルバイトや非正規雇用社員、兼業や副業、フリーランスやクラウドワーカーといった多様な働き方にも対応した柔軟なクレジットカード発行を行う。